【blog】漫画チェックは週刊誌派? 月刊誌派? それともコミックス派?

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【blog】漫画チェックは週刊誌派? 月刊誌派? それともコミックス派?

少年誌・青年誌大好きが原点だったのですが

刊行ペースによる区分以外だと、少年漫画派ですか? それとも少女漫画派ですか? あるいは青年誌派ですか? レディコミ派ですか? なんて分け方もできるかもしれません。

今(というより平成以降)って女子中高生でも少年漫画大好きな子結構いるみたいですし(少年漫画コーナーや、例えばジャンプのキャラクターグッズのお店に若い女の子が大挙して押し寄せていたりする光景、しばしば見かけますからね)、昨今のアニメやスマホゲームの流行り方から判断する分には、逆に男で少女漫画好きも結構いるんじゃないかと思うんですよ。

結局のところ、既成のカテゴリの名と実がずれ始めてきているってことでしょうか。

そんな時勢を無意識に取り込むことになっているということなのか、今現在は、個人的にはあまり「ジャンルに分けて読む」というような読み方はしていません。元々は好みがはっきりしていたはずなのですが、少年誌卒業後に青年誌に移行、その後青年誌も卒業してしばらくたった頃、とあるきっかけから少女漫画を読む機会に恵まれました。

その頃からですね。ボーダーレスになったのは。

 

『水色時代』からボーダーレスへ

たしかそういう入り方だった記憶があるんだけど、どんな機会だったっけ? と少し考えて、思い出しました。

これも確か初代プレステを買った時期とほぼ同時期だった記憶があるのですが、90年代の半ばあたり、時間的にはただひたすらゆとりのある毎日を過ごしていたころ、なんとなくつけていた夕方のテレ東で、いつの間にかアニメ番組をやっていたんです。

一旦思い出すと芋づる式に記憶がよみがえってきますが、『水色時代』(公式サイト)というアニメです。

どんな話かというと、ごくごく普通の女子中学生(とその友達、さらには男子中学生)の日常がそのまま作品の舞台になっているという、一見平凡そのものという少女漫画原作のアニメだったのですが(後から知ったこととして、幸運にも『水色時代』自体はかなりの名作漫画、名作アニメでした)、この作品を偶然、見ることになったんですね。

テレビの画面に絵柄をパッと見せられて、特に嫌いな絵柄じゃない、かわいいことはわかるしどちらかというと好きな絵柄に近いかも、なんて思いつつ、何をするでもなくなんとなくアニメに見入っていました。

なのですが・・・。

少年誌や青年誌的な目線からの見方だと、いつまでたっても「これかな?」(=こういう話しなのかな?)という”何か”が出てこないんですね。

結局、かわいらしい波乱がぼちぼち出て来たところで、物語はなんとなくその回のエンディングへと向かっていきました(もちろん、『水色時代』の全体ストーリーにはきちんとした起伏、起承転結があります)。

10年近くひたすら少年誌や青年誌を読みまくった後、お腹いっぱいになったタイミングで名作少女漫画(あるいはレディコミ)を読んだら恐らく同じような気分になれるのではないかとなんとなく思いますが、なんとなくほっこりした雰囲気の中で淡々と話しが進んでとうとう1話終わってしまった!

という、当時の自分的には衝撃の一作だったんですね。

それが当時の世相の中にあって、自分の気分にフィットしたという部分もあったのかもしれませんが、自分にとっての未知のものに対する興味のふくらみがハンパ無くなってしまい、「こんな漫画見たこと無い、こういうのをもっとガンガン読みたい!」となりました。

 

結局のところ、結果として

キャラの魅力と共にストーリーが抜群に強い少年誌や青年誌の作品に対して、少女漫画やレディコミの良作って(言うほど大量には読んでいませんが、これまで読んだ中で持った感想としては)、登場人物の心理描写やその場の雰囲気の描き方が抜群にうまいものがゴロゴロしているように感じました。

あとは、少年誌や青年誌の作家さんと読者の距離を考えると、原則としてその間に一定の壁があると思うんですよ。一方で少女漫画の場合、その距離が意図的に取っ払われようとしているように見えることがしばしばあったというあたりにも、カルチャーショック的な衝撃を受けました。

結局はそれらの全てが醸す雰囲気自体が刺さったということなんですが、そんなこんなで今も漫画はぼちぼち読みます。元々嫌いじゃなかったものを改めて読むようになった時に、読み方が若干変わったという感じですか。

ということで、青年誌の次が少女漫画だったりとか、比較的マイナーな商業誌に連載されている作品が続いたりとか、とりとめのないレビューになりそうな予感も無きにしも非ずですが、これからはボチボチ、漫画や創作関連のレビューも進めていきたいと思います。

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